徹底した商品づくりとそこにある想い。途上国発のブランドをつくる、とは。

 

裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)

裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)

 

 

3年ぶりくらいに読み直した、『裸でも生きる』

 

国際協力に真摯に向き合い、「途上国から世界に通用するブランド」を創り上げている、マザーハウス山口さんの生き方を、「すげぇな」なんて言葉では片付けられない感覚を抱いたことを思い出した。

 

いじめられた小学生時代、グレた中学生時代、柔道に打ち込んだ高校時代を経て

慶應SFCで開発学を学び、国際機関に飛び込む。

国際機関の仕事から「現場が見たい」とバングラデシュに単身渡航し、バングラディシュの大学院に進学。

バングラでの日々、ジュートとの出会い、起業しテーの、バッグ作りでのすったもんだ…実際にバッグ職人のもとで自ら修行したり、、まるでドラマのような生き方。

 

素直に、思ったままに行動して、何かにぶつかっては泣いて笑って突き進む。

 

ものすごく端折って羅列してしまって申し訳ないのですが、どのエピソードも濃厚で、物語として楽しめるような、山口さんの半生。

 

 

ただ、本気で物事に打ち込む姿勢に、当時、正直僕は若干引いた。

 

何故か。

僕自身が本気で何かに取り組んでるといえなかったから。

国際協力にしたって、多分何にしたって、”想い”がないことは悪だと思っていた。

今もそこに悩むことはある。

でも同時に、自分の”何かに対する想い”はきっとどこかにあって、

そーゆーのをちょっとずつ形にしてこうって思えるのは成長といえるかわかんないけど、それでいい。うん。

 

自己啓発、おしまい。

 

さて。
僕は大学で藤掛洋子先生と出会い、国際協力について学び、先生のおかげで国際協力の現場にもほんの少しだけ関わらせていただき、座学と現場の違いってのを肌で実感したので、山口さんの奮闘記にはすごく共感できる。

 

国際協力の世界に関心ある方はぜひ藤掛ゼミの見学にいらしてください。

↓↓↓

藤掛洋子研究室/Fujikake Yoko

 

 

ふわふわ田才諒哉先輩のブログも

 

国際協力とか変な人とかに関心がある人はぜひ。

(尊敬している先輩ですので悪しからず。)

www.ryoyatasai.com

 

現場で起こってることって、日本で想像してるのと、

本当に!全く!全然!異なっていて、支援とか援助って本当に難しい。

 

国際協力の一端というか、ほんの入り口でも超ハードル感じたくらいで、「国際協力の何知ってんの」って詰められたらぐうの音も出ないけど。

 

パラグアイで学校建てようとしたり(僕はずっとカメラ回して編集してた)、

フェアトレード始めたり(言い出しただけでほとんど後輩任せ)、

青年海外協力隊としてトンガで活動したり(料理作って、踊って、健診して国を回る)

 

などと先生と周りの方々のおかげで貴重な経験をさせていただいて本当に感謝しているのですが、

 

一番学んだことは、

現地の人の生の声の大切さとそれを聞くための信頼形成。

 

山口さんも様々な局面で、問題にぶつかっては現地の人に全力で向き合っている姿が、この本からものすごく伝わってくるし、そうしなきゃ物事は成功しない。

言葉も文化も違う中で、相互理解なんて超難解だし、(そもそも人間同士が分かり合えんのかって思うし)、信頼関係ってどうやって築くねんって、そこに悩み出すとしんどいけど、

 

そこで大事なのってやっぱり

自分はこうしたい、こうありたいっていう想いに他ならない。

その想いを持ち続け、行動し続けることで、同じ想いを共有できる仲間が増えていく。

 

いつの時代も大事なことは変わらない。
そしてこれからの時代、もっとそーゆーのが大事になってくるような気がする。

 

本当に質の高い商品、そこにかけられた想い、そしてその発信。

それによって、数は少なくても熱狂的なファンを作っていく。

そしてその熱狂的なファンが新しいファンを呼び、コミュニティが出来上がっていく。

 

 

 

ふと、コミュニティって共同幻想だよね。

「戦後最大の思想家」吉本隆明の思想的達成『共同幻想論』とはなにか?|新しい「古典」を読む|finalvent|cakes(ケイクス)

 

吉本隆明さんの本ももう一度読み直したい。

 

 

 

それが今後ビジネスとしても成功するのに必要なことなんじゃないか。

 

事実、マザーハウスの商品はクオリティ高い。

 

社会人になるってことで、谷中行った時たまたま出会ってうわーってなって買っちゃった。超満足。

shop.mother-house.jp

 

バングラデシュの似たような商品と比べて高いよ!っていう人もいるけど、価値を判断するのはお客であって、マザーハウスのストーリーそのものからそれだけの価値があると思える。

 

そういった意味ではこの本はすごくいい広告だし、見せ方もうまい。

藤掛先生もそうだけど、ドラマチックな語りは人を惹きつける。

国際協力で仲間集めに大事な能力。

ドラマ仕立てがうまいといったら反感を買いそうだけど、人の興味喚起はドラマに尽きると思う。

想いをきちんと届けることもこれからの命題。

 

 

にしても、改めて、サイトみると、マザーハウスっていろんなことやってる。

絶対熱狂的なファン多いよね。

サイトすごくステキ。

 

www.mother-house.jp

 

 

ファンと共に製品づくりを行うザダンシリーズ

ZADAN|MOTHERHOUSE

 

 マザーハウス✖︎H.I.Sのツアー

HISツアー|MOTHERHOUSE

 

マザーハウスカレッジ(キングコング西野さんも出てた!)

マザーハウスカレッジ|MOTHERHOUSE

 

 

めっちゃ面白そう…!

 

 

本気の人たちとぶつかるのは僕は情けないくらい怖いんだけど、

一歩踏み出して行ってみようかなと思います。

 

以上

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