Utada Laughter in the Dark Tour 2018 の感想

「Laughter in the Dark TOUR 2018」の画像検索結果

 

注意
セットリストなどネタバレ含みますので、
これからライブ行かれる方は、下記のグッズ事前販売受付だけ見てください!
事前に決済して、会場ではQRコード見せてほとんど並ばずに物品だけ受け取れるという素晴らしい仕組み!
http://laughterinthedark.com/hikikae-shop/sp/

 

 

さて。
宇多田ヒカル8年ぶりのツアーが、2018年11月6日(火)に開幕いたしました!
そして幸運なことに、初日のチケットが(立ち見席で)当選したので行ってまいりました。
(最後にちょっとだけ書きますが、今回当選したものの正直、参加をものすごく迷っておりました。でも行ってよかったです。心からそう思います)

 

ツアータイトルは
《Laughter in the Dark TOUR 2018》
和訳すると、「暗闇の中の笑い声」

ちなみにタイトルはこの小説からとってきたそう。

ライブのテーマは、『希望』

そろそろデビュー20周年を迎える宇多田ヒカルのライブ。

彼女のライブを待ち望んだ人はどれほどいただろうか。

最後にライブが開催された8年前の僕は18歳。
実家で過ごし、ライブになんて行ったこともなかったし、そろそもライブに行くこと自体想像もつかず、ただひたすらに受験勉強をしていた。こんな未来を生きているとも思わずに。

2010年に“人間活動”に専念すると宣言し、2011年から2017年までアーティスト活動を休止。

2012年『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として『桜流し』(人生で一番好きな曲!)が発表されたときも、

 

2017年に前作『Fantôme』を発表したときも、ライブはなかった。

だからこそ、2018年、新作アルバム『初恋』に伴い、ツアーを開催することを発表したときは、

超コアファンの方はもとより、僕みたいなライトなファンもものすごく喜んだでしょう。

 

アルバムにはチケット先行抽選券がついており、応募するも落選。
今回、転売を撲滅するために顔認証やら何やらチケットの申し込みが結構めんどくさかっただけに、いや、それ以上にあれだけ恋い焦がれた宇多田ヒカルのツアーにいけないことが辛かった。

でもね、諦めきれなくて一般応募したら、立ち見席が当たったんです!

一度落選された方!立ち見席でも、機材席でもまだ応募できるのであれば、してみるべきです!!

ちなみに立ち見席も十分楽しめました。むしろスペースがめちゃくちゃって、ゆったり見たい人には最適です。

ライブ会場の横浜アリーナはすごい熱気。
横浜は久しぶりの大雨でしたが、超満員でした。
転売ヤー撲滅作戦は成功したのではと思います。
やっぱり空席はないに越したことはない!

 

 

1曲目は『あなた』
大学時代の親友が、人生で初めて彼女ができ、今も幸せなのが、映画『鎌倉物語』とその主題歌である『あなた』のおかげであると言う、なんとハッピーな曲。

 

その勢いのまま、『道』、『traveling』、『Colors』と4曲歌い上げて、最初のMCパートで彼女は言う。

「みなさん、8年たてばいろんなことが、いいことも悪いこともあったと思いますけど、わたしも、あなたも、今日はちょっとそれを心の片隅に閉まっておいて、めいっぱい楽しんでいきましょう!」

 

そして始まる『Prisoner Of Love』

 

2008年、フジテレビの『ラスト・フレンズ』の主題歌で、僕は当時シングル買って何度もCDプレイヤーで聴いてた曲。そして何度もプレステを使ってMVを見ていた曲。懐かしい。

「ラスト・フレンド」の画像検索結果

別にそんな大恋愛をしてたわけでも、ましてDVとか全く縁のない世界で生きてきて、全然歌詞の文脈は違うけど、ブッ刺さって。

平気な顔で嘘をついて
笑って 嫌気がさして
楽ばかりしようとしていた
ないものねだりブルース
皆安らぎを求めている
満ち足りてるのに奪い合う
愛の影を追っている
退屈な毎日が急に輝きだした
あなたが現れたあの日から
孤独でも辛くても平気だと思えた

 

僕には“あなた”の存在はいないのだけれども、

きっといつか巡り会えるのではないかという“希望”が、生きる活力となっている。

今回、初めて生歌を聴いて、涙が出た。
自然と。今回の楽曲でこの曲だけ。

やっぱり、「いいことも悪いことも心の片隅」には置いておけない。
音楽聴くと記憶は呼び覚まされるし、そこからいろんな感情が溢れ出る。

 

続いて『Kiss & Cry』では『Can You Keep A Secret?』などのリミックスが入ったり、遊び心溢れる一曲に。

キムタクの『HERO』やなぜか祖母の家に遊びに行った時に母親が運転する車のカセットテープで聞いてたことを思い出す。

 

そして『SAKURA ドロップス』。
井上陽水がカバーした曲の印象が強すぎるが(遊んでいるのか、ふざけているのか、超大真面目なのか、すごいアレンジですね)

今回、宇多田ヒカルは歌い上げた後、“遊ぶ”。

酒井一途さんが宇多田ヒカルについて
「第一言語が音楽なんだろうな」って話しているんだけど、

これほど音楽と自由に遊んでいるのは、聴いている僕らも楽しくなる。

意外なほど明るいギターから始まる『光』からはキングダムハーツを連想する。10代の時に聴いた音楽は一生ものといいますが、僕の数少ない音楽シーンを彩ってくれたのが宇多田ヒカルであり、20代も大学時代からずっと今に至るまでずっと繰り返し聴いております。

『ともだち』、『Too Proud』では『Forevermore』のMVの振り付けを担当した、Fukiko Takase(高瀬 譜希子)さんが踊る。

しかも、『Too Proud』は、11月6日にサプライズ発表された、ラップver.
https://itunes.apple.com/jp/album/id1440103193?app=itunes

宇多田ヒカルのラップは聴いたことがなかったので、心なしか会場も唖然としていたような気がします。

最高にクールです。

ここで前半部分は終わり、
ショートフィルムが始まるのですが、会場が笑いで包まれていました。
ピース又吉、さすがです。これは会場でお楽しみください。

 

 

して、後半。

『誓い』
こちらもキングダムハーツの曲だそうで。
キングダムハーツの曲は、どれも大好きです。
絶望と希望の切なさでしょうか。

『真夏の通り雨』、『花束を君に』、『forevermore』と続き、
(どれもいろいろ書きたいけど割愛)

そして、多分みんな予想していた『First Love』からの『初恋』
しかし、『初恋』の歌い出しをミスり、演奏を止める宇多田ヒカル。

こんな言い方あれだけど、とてもかわいらしかった。
「あぁ彼女も人間なんだなぁ」って。
失敗しても観客は怒ることはなく、拍手で温かく応援する。

そこからの歌い直しの瞬間は、今回の楽曲で一番美しかった。
最後のサビに向かう前の間も、ただただ美しかった。

そして、最後の曲、『Play A Love Song』
本当に楽しそうに歌い、空を飛んでいるんじゃないかって思えるような浮遊感と会場の一体感。月並みだけど、音楽の力ってすごい。

アンコールの
『俺の彼女』、『automatic』、『Goodbye Happiness』
も含めて、本当に“希望”を歌いきってくれた。
(『俺の彼女』の前奏、『automatic』のギターほんとすごかった)
(というか、バックの演奏家の方々が最高すぎる)

最高でした。

人生で数えるくらいしかライブに行ったことないけど、間違いなく行ってよかったと思えるライブでした。それもこのタイミングで。

 

 

実は、こんな深夜につらつらとブログを書いていますが
僕、ちょっと前に鬱病になりました。

ブログで公開する必要もないですよね。
隠しているわけでもありませんが、多分、この事実は数人しか知らないと思います。
上司に相談し、休みをいただき、1週間と少し。
自分が関わっていた案件で、僕が抜けたしわ寄せが大好きな会社の人たちにいっていると思うと情けないですし、一緒に仕事をしてきたクライアントにも申し訳が立ちません。
一番忙しく、一番やる意義があるところで、気持ちが折れてしまいました。

自分の仕事のできなさと責任感のなさが腹立たしいです。

何度「申し訳ございません」と上司にメッセージを送ったかわからないけど、薄っぺらい言葉に思えてきて、でもそれしか言葉が思い浮かばなくて。

こんな風にのうのうとブログ書いていることも、何もかもが申し訳ないんだけど、今回のライブに行って、ちょっと立ち上がろうかと思いました。

いつまでも逃げていてもしょうがない。

会社に戻るかどうかはわかりません。
大好きだけど、怖い。
仕事も、人も。

これからどう生きていくのかもわかりません。

そもそも「自分のやりたいことはない」と言い続けてきてしまい
ふわふわ生きてきたツケがきたかというか
まだ自分がどうしたいかはわからないんだけど、
立ち上がろうと、動こうと思ったのです。

 

改めて、ツアータイトルは
《Laughter in the Dark TOUR 2018》

暗闇でも笑うことで
絶望から希望が生まれるんじゃないかと思うのです。

今回のライブで、宇多田ヒカルは何度も観客にそしてスタッフにお礼を言っていました。

ありがとう、と。

僕は、この「ありがとう」をもらって
自分が立ち上がって、また誰か別の人に「ありがとう」を回せるように生きていこうと思います。

 

 

振り返ると、映画やドラマ、ゲーム、僕の人生史の至るところに宇多田ヒカルがいて

多分、他のいろんな人にとっても人生史に寄り添っている歌手でしょう。

今回のライブでいろんな記憶が呼び起こされ、昔を懐かしみつつ、

「あの頃は良かった」じゃなくて、「あの頃の俺も楽しんでいた。今も、そしてこれからも楽しく生きていける」と

ちょっとずつ、前に進んでいけたらと思います。

 

 

ライブの情報だけを知りたかった方、最後に余分な話をしてしまい申し訳ございません。

最後までお付き合いいただき、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

(参考)

 

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